自作ペイントラック

自作ペイントラックの紹介

 

塗装する上でカラーの在庫管理は気を付けるところです。
私は以下のように大きく分けて管理しています。

左:未使用(在庫)
中:使用中(未希釈)
右:使用中(希釈済)

 

さて、この3種類の管理ですが「見た目」でわかるように工夫をして管理をするべきなのですが、そちらは、こんな管理方法で管理しています。

使用中(希釈済)
スペアーボトルを使用しています。(ラベルがない透明なキャップの別売ボトルです)
ラベルがない分、中身の残量が見やすく希釈する際にも測りやすい為です。
ボトルキャップは通常透明のキャップかと思いますが、これを使用中(未希釈)のキャップと交換することで見た目もある程度わかりやすくしています。
※テプラ等で番号を貼ることもあります

使用中(未希釈)
前述したとおり、キャップを透明の物と交換しています。
ラベルがあるのでキャップの色が変わったとしても問題はありのません。

未使用
そのままです。

通常よく使うカラーはこの三種を1セットとして管理しています。

 

さて、カラーストックのアイテムではいろいろな種類が発売れていますが、どれも「これではない」感があります。


大きいから邪魔
そもそも同じカラーそんなにストックしない。
いろんなカラーを並べると奥から取り出すの面倒臭い。


100均でも打ってそうな感じですが、段ボールはさすがに格好良くない。
カラーをどこにしまっているかもわかりにくい。

 

まあ、値段が手ごろで既製品が容易に手に入ることを考えれば、どれも良い製品だと思います。

 

でも、私のイメージする整理方法はこれ!


ヨドバシさんとかで陳列している方式ですね。

けど、こんな大きな棚で管理もできないので
「シンプルだけどかっこいいカラーストック作りたい!」
ということでいろいろ探してみましたが見つからない。

仕方ないので自作してみました。
※ただし、コストはかかります

 

必要なアイテム ※2セット作成

■無印良品

アクリル製ティッシュケース \800×2個
ガイアカラーの基本ボトルが収まる高さにちょうどよく21本のカラーが収納できます。
プレミアムシリーズのボトルもギリギリ収納できました。
もちろん、クレオスのカラーも問題ないく収納できます。

市販のアイテムでここまで用途にマッチしたアクリルケースは見つからりませんでした。
しかも厚みが十分(3mmくらい?)
1からアクリルケースを作るのもアリですが、同じ大きさのものを複数個つくるのは結構大変です。
ちなみにティッシュケースにはふたがついていますが使いません。

■アクリサンダー
パーツ仕切用ガイドレール 約\280×4個

最小の幅が2mmまでしかないのでこちらを選択

アクリサンデー板 EX 2mm 180t×320 約\750×1枚。

仕切用パーツに合わせてパネルを選択

というのを揃えると2セット作成するのに「約\3,500」ほどかかります。
※一個あたり\1,700位かかります。

工具「アクリル板用カッター」も必要です。長く使えるものなので1本用意しておくとよいです。
あとは、カッティングマット。これはズタズタになるので100均で充分です。

 

作り方はそんなに難しくなく
パーツ仕切用ガイドレールをアクリルケースの内側の長い変に入るように切断します。
この際、仕切の端ぎりぎりで切断しても少しきついので両端が入る程度まで紙やすり等で削ります。

アクリサンデー板は好きな色でOK
私的には透明がきれいなので選びましたが、厚みも仕切程度なので1mmでもよいかもしれません。
※それだけでだいぶ安くなります

アクリルケースの内幅は120程度なのですが、内側に仕切用パーツをセットするので幅は116~118mm位にする必要があります。
※切断した後に紙やすりなどで微調整してください

高さはさほど必要ないので30mmにすると、おおよそ12枚のパーツが切り出せます
余白であと1~2枚取れると思いますが、実際にケース内で使用いる1個当たりの仕切は6枚必要となりますのであとはご自由に使ってください。

仕切用パーツを箱の内側にセットします。
仕切板が作用してくれるのでパーツの接着等はは必要ありません。

 

完成品がこれ

重ねてしまいやすく、ボトル一本一本が取り出しやすい
よく使う色だけまとめておけば邪魔にもなりにくい
接着していないので分解して掃除もできる
…ただしコストは高い

便利なので8セット作った。


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この記事を書いた人
神奈川在住システムエンジニアのアマチュアモデラー。 MGのガンプラキットをメインに制作・発信。 独自の配色で塗装した素組とは違った世界観で楽しんでいます。 撮影はド素人ですがよい作品に見えるように頑張っています。
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